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私が目を開ける理由 「やっぱり、私の思った通り・・・」 私は心の中で思うのと同時に、言葉を口にしていた。私の服を脱がせかけのまま、私の鎖骨を舐めるあなたに向かって。私はあなたを初めて見た時からわかっていた。セックスが上手いという事を。上手いというよりは、私の体を確実に感じさせることの出来る相性のいい人だと。 その言葉を発してから、言葉という言葉を口に出来ないほど、私の体を完璧に捉え続けるあなた。キスの仕方、キスする場所、指の動きそして動く場所。舌の動きも、体の合わせ方も、息遣いも、声の出し方も言葉も、全て完璧だった。 軽いトランス状態に入っている私の体の中をあなたは掻き混ぜる。もうどうにでもなれ、という感じ。頭の中も白くなりかけていたけど、体の中もあなたに掻き混ぜられて白く濁っている。これ以上どうしようと言うのか、あなたはまだ私の中を掻き混ぜ続ける。 あなたが私の足を持ち上げた。それと同時にすっかり濁った体の中とは裏腹に、さっきまでハッキリとしなかった頭の中がハッキリしだしてくる。そしてうっすらと目を開け始める。あなたの顔を見るため。あなたが更に私の中を白くしようとする瞬間の顔を見る為に。 「・・・すごい、いやらしい顔してる・・・」 その瞬間に思わず声を発してしまう。言葉にせずにいられなかったし。それぐらいあなたの表情はいやらしかったし、それが私の体に起因してる事が嬉しかったし。その表情を見ている瞬間私は一番感じていた。 |